書と花日記

「書」の表現を歩む日記

日々のこと/思うこと

向き合うこと

自分と向き合い自分を知ることは一番大切なこと。 ただ自分と向き合えば向き合うほど、苦しくなったり、怒りや後悔などが波のように押し寄せる時がある。 でもそれは癒しの入り口で、成長の証。 何歳になっても成長できる。そして深い深い人間になれる。 「…

シュタイナーの本と「癒し」

十数年か前に買って、思い出したように時々読み返すシュタイナーの本。 文章自体は難解ですが、自然や宇宙とのつながりを思い出させてくれます。 シュタイナー教育とあるように、芸術的感性や内面の成長なども促す目的の教育も提唱されていますね。 何かに振…

忘れかけてた気付きの旅

同じ場所にいたり、変わらない環境にいると、刺激を受けたり新しく始めたりすることに抵抗を感じることもある。 今回ムクムクと感情の刺激を受けた。沈んでいた黒いモヤに光が差し込んだように「キッカケ」と「行動」が変えてくれる。 美しい色や光を見ると…

ミラノから2

この時期に開催されているミラノサローネ・デザインウィークです。様々なデザイナー、企業が集まる貴重なイベントですね。 人通りも多いコルソ・コモのエリアは様々なショップが立ち並びます。 古い建物を活かしたショールーム等も多く見応えがあります。入…

ミラノから

ミラノに来ています。駅周辺が様変わりしていてとても気持ちの良い広場になっていました。 「垂直の森」という公共住宅。近代、商業、自然、アート性のある建築が今を感じます。 短期滞在はアパートで。 昔は色々探索して歩き回っていましたが、疲れも出て最…

2025年大吉の始まり

お正月気分もとっくに過ぎ去って、既に現実に戻された今日… 今年は大吉で始まりました。こんなに荘厳なお寺があるとは知らなかったのですが、今年の初詣は岐阜の谷汲山華厳寺に行きました。 離れているからこそ、地元のことを発見したり、とても魅力ある場所…

年末にむけて。頭と心の整理

「心の状態=部屋のキレイさ」 と聞いてドキッとした。 頭が整理できないと、心がザワザワして、部屋が片付かない…悪循環。 家で作業することが多いので、家にいると余計なことばかり気になる。 でも頭の整理ができないときは、私の場合まず書の練習をとにか…

幸せはどこにある

「しあわせはどこにある」 精神科医が、幸せとは何かをリサーチするために、世界に旅に出るというストーリーの映画を観ました。 連続で映画ブログですね。 文化や習慣が違う他の国、中国、チベット、アフリカなど旅をして様々な出会いをし、誘惑や命の危険に…

日日是好日

先日久しぶりに樹木希林さんの「 日日是好日」を観ました。何度見ても良い映画です。 「頭で考えず、意味も考えず、まず形(型)を覚える。そうすればだんだんそれに心が入ってくる」 頭で考えずに感じてみる。 感じてみると風景が浮かぶ。 情報が多く目で見…

向き不向きの道しるべ

東京と福岡を往復して数年経ったけれど、どちらも良い。 その度に気持ちが切り替わる。引き締まったり緩んだり。 でも福岡は自然も近く静かな環境で、自己対峙を重ねる良い場所かもしれない。 一人静かにいる時が心地良いのですが、教える仕事をしていると悶…

自分自身を変えていくこと

近所の木々も色付いてきました。秋は大好きな季節です。短い時期ですかひと時を楽しんでいます。 季節が移り変わる時は心の状態も変わりやすくなりますね。 何かに悩んだり、苦しんだりしているなら、その悩みや苦しみを変えていく自分の心を鍛えていくこと…

ひととき癒しの瞬間

心の癒し。 静かな時間に目に入る木漏れ日や、風や光がとても心地良く感じます。 最近、仏教学者の佐々木閑さんの本を読んだり聴いたりしていると、仏教はストイックであるイメージが強いのですが、心を穏やかに保ち、楽な方向に導く光を与えてくれる教えな…

アラビアの世界

色んな国の文字や文化に興味があるのでイスラムの寺院、東京ジャーミイに行ってきました。2日間かけて映画祭があり、その中でアラビア書道の映画がありました。(既に終了しています…) アラビア書道は筆ではなく竹の先を削り書きます。グラフィックが連なり流…

よりどころ②

自分をよりどころにする。 それは自分を信じること。 他に委ねるのではなく。 自分を疑い、嫌いになったりしないように。 真のじぶんと向き合い好きになれますように。

よりどころ

「自らを拠り所とせよ」ということばがある。 「由」ゆう、という字は「よる、したがう」という意味があり、「自由」という言葉は「自(みずからに)由(よる)」という意味合いに当てはまる。 そして続きに「他を拠り所としてはならない」とある。 自由がいいな…

ありのままの心

ふと手に取る本がいつも「心」に関する本。仏教などの本も多い。 導かれるように最近色々と読んでいるのが仏教の本。 立ち止まると、なぜ生きるのかを考えたり、何の為にとか、どうしたいか、など色々と自分に問いかける。 出ては消えの繰り返しの言葉。 あ…

アフリカの絵本

本棚から1冊の絵本を見つけました。 15年ほど前の一人旅でフランスの古書店に入り何となく買ったのを覚えていたが、一度も読まずにいました。 アフリカの作品で英語とスワヒリ語で書かれたその本は、男の子がマーケットに買い物に行く話。 シンプルなストー…

セラピーと心の勉強

身体の不調はこころの状態から来ている、ということを15年ほど前から色んな学びを通して理解していました。 カウンセリング、フラワーレメディ、アロマ(芳香療法)、マクロビオティックやヨガなど、自然療法となるものを様々学び、書道に加えてその類の資格も…

心のツキ

夏の最後のお稽古でした。 心を照らす月のような先生でいたいと思い、子どもたちに書道を教え戯れています。時には怒ってミサイル発射しますが… 子ども心をいつまでも忘れずにいたい。 そして人のことを考えられる大人に。 思い通りにはいかないから、無理し…

そこに生まれた意味を考える

不安定な気持ちでずっと過ごした幼少期の思いもあり、 ずっと昔から心の癒しについて興味があって 安らぎほっとする場所を求めていた。 自分と向き合い、カウンセリングを学び、ヒーリングも学び、 ホスピスの病棟でボランティアをしていた経験もある。 今は…

墨と絵と瞑想

4月はじまり。 切り替えの時期。 スタートダッシュとはいかず、いつもの癖でふと現実逃避したくなり、 考えたくないから筆を動かす。 考えたくないからひたすら歩く。

書は苦なり

書を教え始めたころから、 単なる字を教えるだけでなく、書道を通じて人として大切なことも学んでほしいと思っていました。 先日の小学生のお稽古で、 「書は〇〇なり」 この言葉の〇〇に入る言葉は何でしょう⁇ という問題を出しました。 みんなそれぞれ、 …

人として大切なこと

移動の時に駅でシスターの渡辺和子さんの本をたまたま1冊買ってから、3冊に増えました。 宗教に限らず人間に必要なことはだいたい同じと思うので、とてもしっくり来るお話でした。まだ全部読んでいませんが。 たった一度の人生を自分らしく、自分がなろうと…

多くはいらない

インフルエンザに感染してしまい、子供の頃以来だったから、こんなにキツかったかな…? と毎日思う。 今日で5日目。 極力薬は飲みたくなかったのを飲んで、 38.5°→36.3°→37.5°→36.1°… と一日のうちでもどーなってるの?と思うぐらいのおかしな体温のアップダ…

締め切り

今年の秋にフランスで展示される書作品づくりに集中していた日々。半年間筆法を学び同じ字を書き続けて、ようやく追い込んだこの一ヶ月。 特に家のゴタゴタも重なったり移動したり、落ち着かず気持ちも向かない日も多く、奮い立たせて書いたかもしれない。 …

本当の自分

外に見せる自分と、本当の自分。 自分らしくっていうのが私たちのテーマかもしれない。 矛盾と葛藤。 破壊と創造。 を繰り返して歩みを進める。 良い時も悪い時も、カラッと晴れる日もどしゃ降りの日もあるように、 小さなバイオリズムと大きな波のバイオリ…

私の卒業式

2年間の書道の大学課程が修了し、卒業しました! 大量の課題、そして昔から継続してやっている毎月の作品提出、時々展示会の作品作りなど、 修行のような毎日を送りながら、時に疲れて放心状態になったり、気分が向かないと全くやる気にならず… そんな気まま…

雨の日の妄想散歩

近頃忙しく、ゆっくりと散歩する時間もなかったこの頃。 書道教室の準備と、大学のたくさんの課題と、海外展示会の練習… 日常的に何も考えず歩くことが好きな私は、先日の雨の日久しぶりにゆっくり散歩に出た。 いつも見ていた景色が、いつの間にか春の訪れ…

弱くてもいいと思った日

トラウマというのか、嫌な思い出がふとした拍子に出てきて、ぐるぐると心を駆け巡ることが時々ある。 誰にでもつらい思い出はあるだろうけど、 私にとっての家庭環境はつらかった。傷ついた思い出の方が大きかった。 それで身近な人との関わり方が自分にとっ…

予想外の幕開け2023

あけましておめでとうございます。 2023年は良い年になりそうだ、と思い込んでいたのも束の間、 家族の体調不良、大晦日の病院探し、年明けの義父母のコロナ陽性などなど。。おせち料理は囲んだけれど、重たい年明けになりました… 幸いみんな軽症&私は陰性…