書と花日記

「書」と「花」の表現の道を歩む日記

心の動きと書

芸術など、表現するものは心と深い関係があります。 「書は心の動きである」 「ことばは心の声、書はこころの絵である」 「筆の使い方は心にある。正しい心でいると筆も正しく動く」 書に関連する中国の偉人のことばです。 心が澄んでいないと…乱れた気持ち…

悩みを忘れる緊張と無の時間

まだまだの出来だけど、仕上げるために毎日練習を重ねる。 無の時間。 そして緊張の時間。 外側に意識が向いていたことを内側に戻す作業。 たとえば心配ごととか、悩みとか、痛みとか、頭から離れないことは、 無の時間…何かの作業に集中する。 ヨガで言う自…

感覚派と頭脳派

感覚派、頭脳派… 私は断然感覚型な方。 いろんな人に聞くと、 書道で大字など書くとき綿密に下書きの線や枠をとって 余白や文字の位置をキッチリ決めておいてから 書く人が多いのですが、 私はエイヤ〜!といきなり書き始め、 失敗しながら良いポジションを…

何のために学ぶのか?

通っている書道の大学で、「何のために学んでいるか」を問われた。 先生の言うことをきちんとその通りにやらない人は、 わざわざお金を払って学校に来る必要はない。自分で勉強した方がいい。 とも。 私は、将来の野望みたいなのがあったりするから。 そして…

書道と習字と芸術

小学校では「習字」の授業がありましたね。 習字というぐらいなので、字を習う授業ですね。 日本人として美しく正しく書くことが求められる書写。 どこに点を書くとか、線はどこが長いかとか、筆順や字形などの基本を学んで生活や社会に生かすための能力をつ…

合間の書

たくさんの課題や試験のために、毎日書いているのですが、ふと思い立つと違うことをしてしまう。 そんな時に突然出てきた書。 最近、よく時間の合間にすることは、 書の本を読む。旅番組を観る。ダライラマ法王の本を読む。

古代文字と時代

古代とか、ルーツ、伝統、原始的、骨董、先住民… などと言った言葉に敏感に反応してしまう私。 時代がどんどん変わっていく中で、 時代を逆行して追求してる私はあまのじゃくかもしれない。 でも、ホンモノが宿っているから愛おしくなりますね。 古代からあ…

創作の難しさ

もともとある文字を自分なりに変化をつける創作。 臨書(お手本をみて書くこと)よりも、何倍も頭と手を使います。 そして今までの自分というものが表れてくるから、書き上げた時にガッカリ。。 根が這ってないというか、ひょろひょろしてるのか、肝が据わって…

書道具・唐筆と和筆

最近よく使うようになった唐筆。 赤色の軸がお気に入り。 唐筆とは中国の筆のこと。 日本の筆との違いは、先端の繊細さ。 中国の細筆を一本持っていますが、日本のかな用のような命毛やバネがあるものではなく、毛が硬めで弾力が結構あります。 書道具屋さん…

いろんな器・心の器

いろんな「器」 人の懐の深さの表現にも使われる言葉。 ちょっとしたことですぐに顔を真っ赤にして怒ってた父親は、器の小さな人間だなーといつも思ってた。 人格者は常に心穏やかだ。 自分を客観視できて、自分が何者かを知り、優しいだけでなく厳しさもあ…

鈴鹿墨

最近手に入れた墨。鈴鹿墨。 三重県の鈴鹿市で作られる、とても良質な墨。 伝統工芸品にも認定されています。 箱を開けた瞬間、濃厚な墨の香りが漂います。 金が施してあって、見た目もかっこいい。 濃く摺った時と、水分を多く含む時の色の変化があって の…

いろんな道

いろんな「道」の書き方がある。 同じ字でも表現の仕方が違います。 「道」と読めなくても道。 生き方も、 キレイなまっすぐな道を行かなくても大丈夫。 それぞれの道がありますよね。

書道授業と私

10あまりの宿題をこなし、前日まで作品の選別に時間がかかって 必死だった6月も終わりました。 書道専門の大学で学ぶ、社会人というか大人というかの大学生な私。 専門性も高く、レベルも高い人たちばかりなので、 できるだけ隅っこでコソコソしていたい…

書道アイテム【印泥】

作品を作った時にしか出番はないけれど、 なんだか宝物のようなアイテム「印泥」(いんでい)。 印を押すときの朱肉です。 モグサの植物繊維と油が原料となっています。 赤く丸まっていますが、 最初は平らなものを"ヘラ”で練ってお団子状にまとめてから使い…

落款印。好きな言葉を作る

落款印を作ってもらいました。 落款印は書画作品が完成したときに押す印。 書の右肩に押す印は関防印と言って、自分の好きな語や座右の銘などを入れる。 これに「無一物」と彫ってもらった。 本来無一物は禅語で 存在する物は、本来すべて空(くう)であるから…

墨と硯

固形墨のすり方は 硯の陸(りく)、硯の平らな部分に水を少量落とし、ゆっくり摺る。 墨の色が良くなる頃に海(うみ)、硯のくぼみ、液体がたまる部分に流していく。 これを繰り返す。 陸や海・・硯を大地の表現とするところがとても素敵です。 かな書道の場…

書道講師カリキュラム無事修了

続けていた書道講師養成のタームが終わりました。 意外とスムーズに合格できて修了しました。 修了・・と言っても終わりがないのでまだまだ続けますが、 一つクリアしたことに喜びを感じています。 今年の初めに新聞社の賞を頂いたのもちょっとステップアッ…

欲速則不達

欲速則不達 「速(すみ)やかならんと欲(ほっ)すればすなわち達せず」 何事も早くしよう、早く願いを叶えたい、と思うとかえってうまくいかない。 という意味。 ゆっくりやることの大切さ。 あれこれ経験を重ねて私もやっと分かった気がする・・ 随分と時間を…

洗わない筆

小筆は洗わない。 水を含ませた紙で拭って墨を取る。 この加減が難しく、拭いたりないと筆が固まりすぎたり、 水を含ませすぎると良い具合に固まった筆にまとまりがなくなる。 そんな具合で使った後の始末は大切になる。 だんだん分かってきた。 でもたまに…

自分と向き合って書く瞬間。一期一会。

書道は紙に墨をつけて書くから、当然書き直しができない。 PCで文章なんかでも書き直しがすぐできたり、 ペーパーレスという今の時代。 この世の流れに反してジャンジャン紙を使って練習している。 あー、もったいない・・ なんでも勿体無いと思ってしまう私…

筆の練習。

いつも、始めるまでにウダウダと時間がかかる。 筆の動きの良し悪しは毎日違う。 私の気分と同じみたい。

般若心経・・課題と向き合う時間

大学で般若心経の宿題が出ています。 お寺好きだったので写経はしたことがありましたが、 墨を擦り、小筆で、写しなしで本気で書くのは初めてでした。 しかも字が大きい。 意味をあらためて調べてみる。 「空」と「無」という字が多い。 この世の現象は全て…

時々、鳥獣戯画を描く②

鳥獣戯画の墨絵を時々お遊びで描いたりしていますが、 カエルの仏様。 私も拝んでみたくなる、笑。

篠田桃紅展へ

篠田桃紅展へ。 桃紅さんが好きな私は会期が始まって4月の初めにすぐに行きました。 生き方そのものが書画に表れているようで感銘を受け… 繊細でダイナミック。 かっこいい。 強さが伝わってきます。 墨色、金泥、銀、朱色といった、非常にシンプルな色彩の…

大学研究員1年生になりました

再び・・大学生になりました。 社会人大学生ですね。 本格的にまた1から書道を学びたいと思い、書道専門の受講を決めました。 と言っても通う授業は月1で、あとはみっちり自宅で練習です。 墨汁は使わないとのことで、前日に家で墨を磨ってボトルに入れて…

朱印帳と憧れの書。

私の朱印帳も2冊目になる。 岐阜、滋賀、京都、奈良、東京、九州など・・全国様々な場所を巡ってきました。 御朱印を集めるといった動機でお寺や神社に行くことはないけれど、 自分にとって何か感じる場所は御朱印をもらって帰ります。 朱印帳を持たずに出…

「仙崖もなか」と書と私の人生

博多の和菓子屋、石村萬盛堂さんにたまたま寄った時に、つい買ってしまった「仙崖もなか」。 仙崖さんの書画も愛らしくて好きなんです。 仙崖和尚は臨済宗の禅僧。 生まれが美濃国、そして行脚の旅に出た後、40歳頃に博多の興福寺の住職となり生涯務めていた…

余白の美しさと見方

「かな書道」 初めは小筆の扱いになれず苦心しました。 今は書いていること自体が心地良いので、 書道はヒーリング(癒し)効果もあるのはその通りだなーと思います。 日本は「余白の美」という言葉もありますが、 書道でも余白の使い方を見たりします。 1…

時々、鳥獣戯画を描く。

鳥獣戯画の墨絵を時々お遊びで描いたりしていますが、 ひっくり返ったカエルが愛らしい。 まさに、ひっくりカエル、笑 東京国立博物館でも鳥獣戯画展が始まるようで、興味津々です。

手習いと目習い

書道でよく、「手習い」「目習い」と言われる。 手習いはその通り、何度も書いて身につける。 手を動かすことで感覚を鍛える。 でも一心不乱に字ばっかり書いていてもダメで、 良いもの、本物を見る目を養うことも必要ということ。 自分の小さな世界から外を…