書と花日記

書道講師の「書」と「花」の表現を歩む日記

弱くてもいいと思った日

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トラウマというのか、嫌な思い出がふとした拍子に出てきて、ぐるぐると心を駆け巡ることが時々ある。

 

誰にでもつらい思い出はあるだろうけど、

私にとっての家庭環境はつらかった。傷ついた思い出の方が大きかった。

 

それで身近な人との関わり方が自分にとってすごく負担になっていた。

 

長い年月をかけて作られた心のカサブタが、何かの拍子で剥がれる時、すごい悲しみが襲ってくる。

 

表向きと違うと言われることが多いけど、何者にも頼りたくないし、頼られたくない性質で、心から弱みを見せたくなかった。

 

表の自分と裏の自分。

誰しもが表の顔と裏の顔は多少なりともあるかもしれない。

 

その表裏のギャップに違和感を感じ、疲れてしまった時、弱さがボロボロ出てくる。

 

珍しく涙を見せて一人で悩んでいた時、

「夫婦なんだから、一緒に悩もうよ」と言ってくれた夫。感謝しかない。

 

今、人との関わり方を学ぶ時期に来たのかもしれない。

 

一人で悩むことも、悩みを打ち明けることも大事。打ち明ける相手をきちんと選ぶのも大切。

 

心理カウンセラーの学校に通っていた頃は、生徒みんなそれなりの悩みを抱えていた。同じ目的で来ていたので、相手を受け入れるふところがとても深い人達ばかりだった。

 

だからみんな安心して悩みを話せた。

 

そんな受け入れる心の大きな器を備えた人になっていきたい。

 

ずっと続けている書道も、ヨガも、心の内側を整える作業。

 

自分の感情を整える。

 

もし一人悩みを抱えて不安な人がいたら、心が静かに整うかもしれません。