書と花日記

書道講師の「書」と「花」の表現を歩む日記

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年振り返り

年末に福岡、年始に岐阜、そして東京に戻る予定の年末年始。 常に自分と向き合ってた2021年で、思い詰めたりちょっと苦しい時期もあったけど、ヨロヨロな状態で年も越せそうです笑。 2022年は風のように外に出て、軽やかに笑うことを目標にしようかなーと思…

成功の原動力

日本人は我慢が美徳とか、忍耐とか根性とか言われてきた時代を経て 今、楽しんで続けることが何よりも自分の徳となること。 仕事は楽しくしてる人より、血や涙を流して食いしばってる人のほうが、すごい人と言われてたけど、 テレビを観てて、ピアニストの方…

余白と無駄が好き

空間を埋め尽くすほど鮮やかに、というよりは余白がたくさんある方が好き。 フラワーアレンジは前者、和の花は後者とも言えます。 花も人も、密着より心地良いスペースがほしい。 時間も、無駄のない効率化より、ちょっと遠回りして色々発見したい。 その間…

心の動きと書

芸術など、表現するものは心と深い関係があります。 「書は心の動きである」 「ことばは心の声、書はこころの絵である」 「筆の使い方は心にある。正しい心でいると筆も正しく動く」 書に関連する中国の偉人のことばです。 心が澄んでいないと…乱れた気持ち…

悩みを忘れる緊張と無の時間

まだまだの出来だけど、仕上げるために毎日練習を重ねる。 無の時間。 そして緊張の時間。 外側に意識が向いていたことを内側に戻す作業。 たとえば心配ごととか、悩みとか、痛みとか、頭から離れないことは、 無の時間…何かの作業に集中する。 ヨガで言う自…

ひとつの場所でじっとしない

ある本で読んだ。 アラビアの遊牧民が言うには、 人間がひとつの場所にじっとしていることは頽廃を意味する、と。 動くことによって清浄化される。 風邪気味だから、じっと寝ていなさいというのは日本人的で、 不調の時こそ、風を感じ、新鮮な空気を吸って、…

秘すれば花なり

世阿弥の風姿花伝からの言葉。 「秘すれば花なり 秘せずは花なるべからず」 存在を語り、自分を主張するのが現代では大切に思うけど、 この言葉は日本の精神性だなと思う。 秘めるからこそ花になる。 自らアピールすることではない。 本物はひっそりと隠れた…

映画 ブータン山の教室

久々に映画を見に行きました。 「ブータン 山の教室」 都会で暮らす教師が、とても不便な秘境のルナナ山へ 先生として行くことを命ぜられ、気が乗らないまま行くことになり・・ 不機嫌でいたけれど、村の人達の素朴さ、一生懸命さ、村を大切にする人々に、 …