書を教え始めたころから、
単なる字を教えるだけでなく、書道を通じて人として大切なことも学んでほしいと思っていました。
先日の小学生のお稽古で、
「書は〇〇なり」
この言葉の〇〇に入る言葉は何でしょう⁇
という問題を出しました。
みんなそれぞれ、
うーん、「学問」かな…何かなー
色々出ましたが、最後に小1の生徒が、
「書は苦なり!」と。笑
やはり練習は苦しいよねー。でもなかなか面白い回答でした笑。
答えは「書は人なり」
字は人の心をあらわす。
字はその人となりをあらわす。
心が疲れてしぼんでいる時、自信のない時はしぼんだ字になるし、
元気でエネルギーあふれる人はしっかりとした字になる。
その時々であらわれる。
すぐ空想的になりエネルギー不足になりがちな私は、大地に根付くしっかりとした字がかけるよう、鍛えなきゃいけない…