書と花日記

書道講師の「書」と「花」の表現を歩む日記

大学研究員1年生になりました

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再び・・大学生になりました。

社会人大学生ですね。

本格的にまた1から書道を学びたいと思い、書道専門の受講を決めました。

 

と言っても通う授業は月1で、あとはみっちり自宅で練習です。

 

墨汁は使わないとのことで、前日に家でを磨ってボトルに入れて持っていく。

これが大変・・

 

ボトルの半量までになるのに、45分ほどかかりました。

墨もちっちゃ過ぎたからかな。

無心で磨る瞑想のような時間。

 

これも修行、いや、学びの一環なんでしょうね。

やったことのないことをして、様々なことが発見できる良い機会。

 

課題もたくさんあるけど、

これから頑張ります!

 

 

 

 

自分らしい生き方って・・

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木瓜(ボケ)

四方八方にのびのびしている枝が面白いな〜と1本挿ししてみました。

 

植物は制約がないから、条件がよければその花の性質に合わせて

伸びに伸びてあちこちで花を咲かせる。

 

人間はどうだろう。

 

ある程度型があった方が生きやすい人。

型にはまるなんて、もってのほか!な人。

 

自分の生き方に行き詰まった時、

仏教、精神世界などにどっぷりと漬かったことがありました。

 

なんのために生きて、どう生きるべきか・・

 

私の生まれ持った星を分析したら

 

自分らしさを貫き、

自分にしかできないことを明確にして

新しい世界を創造していく使命がある。

 

ということがわかりました。 

年数を重ねると、その言葉がわかってくることもあって

なんとなくそういうことなんだろうなーと思うことも。

 

まだまだ迷いの段階ですが、自分を客観的に見つめる時期が長かったおかげで、

少しずつ自分の「道」がわかってきたような気がします。

 

 

 

花を「生ける」「入れる」の違い

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茶花は「花を入れる」と言います。

 

床の間に置く花は「立てる」と言うようですが、

それは人間が考えた形式の中に沿うように形作ること。

 

 

「入れる」は、詰んできた花をそのままではなく、花が美しく見えるように最小限の手を加えたり、要らない枝や葉などを切ったりすること。

 

生ける」は生かしておくために、何かに入れる。

  

茶花では、生けるではなく、美しく整えて「入れる」と表現します。

 

ちょっとした表現の違いですが、このような意味があるんですね。