書と花日記

書道講師の「書」と「花」の表現を歩む日記

朱印帳と憧れの書。

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私の朱印帳も2冊目になる。

 

岐阜、滋賀、京都、奈良、東京、九州など・・全国様々な場所を巡ってきました。

 

御朱印を集めるといった動機でお寺や神社に行くことはないけれど、

自分にとって何か感じる場所は御朱印をもらって帰ります。

 

朱印帳を持たずに出てしまうことがほとんどで、

いつも1枚の御朱印をもらって家でペタペタと貼る始末。

 

うっとりと見惚れてしまうダイナミックな書、梵字

憧れる書の一つです。 

 

 

茶花と色の使い方

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ウチの壁にはこんなアクセントカラー(ピンク)が使ってある所がある。

 

ここを背景にしてみたらどうかと思い写真を撮ってみたら

春の清々しい色の花に意外と合ったようです。

 

茶花というと、派手な色は使わない、そして香りのする花も避けるイメージ。

 

伝統に沿うと、茶室に客を招く様子を想像して生けることになりますが、

普段の生活をちょっと幸せに感じるような茶花の生け方は

そんなに堅苦しくなくて良いかなと思います。

 

日本の花はやはり和室に合いますが、

日本の伝統もベースにありながら、

型にはまりすぎず

現代の生活空間に合う生け方が大切ですね。

 

 

 

 

「仙崖もなか」と書と私の人生

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博多の和菓子屋、石村萬盛堂さんにたまたま寄った時に、つい買ってしまった「仙崖もなか」。

 

仙崖さんの書画も愛らしくて好きなんです。

 

仙崖和尚は臨済宗の禅僧。

生まれが美濃国、そして行脚の旅に出た後、40歳頃に博多の興福寺の住職となり生涯務めていたようです。

 

実は、私も生まれが岐阜。

そして好きな寺社仏閣巡りやら旅をしながら(もちろん仕事もして)博多に根を張った、これまでの人生。

 

今は時々別の地域に行ったり来たりしていますが、

なんだか運命を感じるお方です。

 

仙崖さんの人柄がにじみ出る書画はなんだかほっとしますね。