書と花日記

書道講師の「書」と「花」の表現を歩む日記

書道授業と私

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 10あまりの宿題をこなし、前日まで作品の選別に時間がかかって

必死だった6月も終わりました。

 

書道専門の大学で学ぶ、社会人というか大人というかの大学生な私。

 

専門性も高く、レベルも高い人たちばかりなので、

できるだけ隅っこでコソコソしていたい授業時間なのです。

 

でも町の書道教室では教えてくれないような内容のものが多くて

知的欲求がみなぎる楽しい時間です。

 

文字をキレイに模倣するだけでなく

芸術性も求められる。

 

独自性も必要。

 

でも基礎があった上でないと美しくは見えない。

 

道具とか歴史とか、先人たちの書を学んで

知識を高めることもそのひとつです。

 

あれもこれもと手を出しがちで散漫な私に

「今に集中すること」の忍耐を学ばせてくれた、

書道に感謝です。