書と花日記

書道講師の「書」と「花」の表現を歩む日記

気持ちがほぐれる色

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桃の花。

暗めの色がずっと好きだったけど、最近急にピンク色に惹かれる。

 

春が近いからというわけでもなく、

気持ちの変化的なものなんだろうなーと思いつつ、久々の花を生ける。

 

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気持ちが移ろいやすいので、  

またふっと変わったり、はたまたピンク色に夢中になることもあるかもしれませんが…

 

神のみぞ知る。。

 

余白と無駄が好き

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空間を埋め尽くすほど鮮やかに、というよりは余白がたくさんある方が好き。

 

フラワーアレンジは前者、和の花は後者とも言えます。

 

花も人も、密着より心地良いスペースがほしい。

 

時間も、無駄のない効率化より、ちょっと遠回りして色々発見したい。

その間に考えを巡らせられる。

 

あんまり現代的、社会的でないかもしれませんが…

 

東京→福岡に戻ってスペースを感じている今日この頃です。

 

秘すれば花なり

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世阿弥風姿花伝からの言葉。

秘すれば花なり

秘せずは花なるべからず」

 

存在を語り、自分を主張するのが現代では大切に思うけど、

この言葉は日本の精神性だなと思う。

 

秘めるからこそ花になる。

自らアピールすることではない。

本物はひっそりと隠れた存在なのかもしれない。