汐留美術館で開催されているサーリネンの建築展に行ってきました。
建築やインテリアとも関わってきたことや
フィンランドにも一昨年行ったこともあり、
興味深い内容の美術展でした。
サーリネンの建築理念を育んだといわれるフィンランドの土地、
美しい森や湖といった自然を肌で感じ、
その土地で生まれた民族叙事詩「カレワラ」が彼の作品造りの
源となっていたようです。
民族、歴史、伝統、自然・・などは、
それぞれの経験を肌で感じるもので、
見たり聞いたりしたもの、潜在的なものがインスピレーションとして
作品造りに活かされるんでしょうね。
とても美しいスケッチや図面、家具なども並び、
パリ万博から住宅建築、大規模なプロジェクトのコンペ、アメリカでの活躍など
多岐にわたる経歴が見られました。
また旅に出たくなった一日でした。