書と花日記

書道講師の「書」と「花」の表現を歩む日記

映画・マインドフルネスの教え

f:id:mforest205:20210531095422j:plain


ティク・ナット・ハンの「Walk with me マインドフルネスの教え」という映画を観た。

 

彼はベトナム出身の禅僧で、ダライ・ラマのような平和・人権運動家。

瞑想などで悟りを導く、世の中を平和に導く活動家の1人です。

 

印象に残った言葉がありました。

 

 

花を咲かせるには肥やしが必要であり、

悟りを開くためには苦しみが必要。

苦しみとは肥やしであり、悟りのための養分なのです。

悟りとは、苦しみの中に見出されるべきものなのです。

 

 

苦しんだからこそ、痛みがわかるし、

ありがたみが分かる。

感謝することができる。

 

病気などもそうですね。

健康であることのありがたみ。

失ってからの気づき。

 

「悟り」という言葉は一般的には大げさに聞こえるかもしれないけど、

身近な言葉で「気付き」になるんじゃないかなと思う。

  

苦しみを乗り越えた人はきっと強く、優しくなれますよね。