
こんな、流れのある花が好きだ。
一種でも存在感がある。
バイモ(貝母)は茶花によく使われるようです。
花器はピンとくるものを買いますが、なかなか集まらない。
こちらは京焼の花器。
花をやっていても花の名前や育て方は残念ながらそう詳しくない。
生けるのが好きなんです。
世代的に、現代は細々とすっきり生ける人が多いようです。
母親世代(バブル期前〜)はゴージャスでボリューム満点、そして女っぷりの良いのが好まれていたそうですが・・
花好きな義母にも、「もっと大胆に切りなさいよ〜!」
と言われ、好みと感覚の違いを感じた一瞬でした。
もっと豪快に、もっと大胆に食らいつくぐらいの勢いは、
時代とともに変わってしまったかもしれませんね。
物であふれかえった時代から、
すっきりと無駄をなくす、ミニマリズムみたいな要素は
利久の茶道精神のようで、まさに茶室に生ける茶花ですね。