書と花日記

書道講師の「書」と「花」の表現を歩む日記

手習いと目習い

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書道でよく、「手習い」「目習い」と言われる。

 

手習いはその通り、何度も書いて身につける。

手を動かすことで感覚を鍛える。

 

でも一心不乱に字ばっかり書いていてもダメで、

良いもの、本物を見る目を養うことも必要ということ。

 

自分の小さな世界から外を見ることで気づきがあったり、

一流のものを見ることで精度が上がったり。

 

とにかく良いもの、本物に触れることでぐっと自分の目指す道に近づくかもしれない。

そう思って私も励んでおります。

 

私は昔からよく美術館に行ったり、旅に出たりするのが好きなので

目習いはよくしてたのかも。

今は手習い特訓ですね。